本件は、アーティスティックなミッドセンチュリー風のオールインクルーシブな住まいの設計事例です。それでは、BOSNIE編集部と一緒にこの事例をご覧ください!
玄関デザインのポイントは、入って右手側の壁にオープンラックとプッシュ式収納扉を組み合わせた造作を設け、いずれも浮きタイプのデザインを採用しています。中央部分の余白にはちょっとした小物や趣のある花瓶、書籍などを配置し、空間に豊かな質感を加えています。ナチュラルウッドとピュアホワイトのコントラストが、ミッドセンチュリーならではの奥深い美しさを醸し出しています。

リビングとダイニングを一体化したレイアウトで、抜群の採光を損なわないよう、テレビボードには広い面積のホワイト扉を採用して空間を広く見せる工夫を施しました。大型テレビを埋め込み、すっきりとした整然とした印象に仕上げています。下部の空いたスペースにはミスト暖炉を設置し、温かみのあるウォルナット色と相まって、奥行きと表情豊かな立面を演出しています。


リビングには二つの光源があり、グレーのカーテンと白いレースの組み合わせによって室内の明るさが過度に強くなりすぎることを防いでいます。バルコニーとソファの間の仕切りは、実体と虚構が交錯するような演出を生み出し、ここでの光と影の移ろいをいっそう生き生きと、そして魅力的に彩っています。

ダイニングは窓際に合わせて造作された収納キャビネットを配し、コーナー部分を延長してアイランドカウンターを設けています。無垢材のダイニングテーブルと天板の高さ差にはちょうどトラック型コンセントが収まり、シンプルで洗練されたモダンな雰囲気を漂わせています。5人掛けのダイニングセットは家族の食事シーンを十分にカバーし、クラシカルなクリーム色のダイニングチェアと天井のシルク製ペンダントライトが呼応し、程よい曲線が和やかな暮らしのひとときを描き出しています。
リビングとダイニングの間には仕切りを設けず、家族のコミュニケーションや交流の幅をさらに広げています。ソファからダイニングを見渡すと、おいしい料理や上質なワイン、華やかなフラワーアレンジメント――日常の一コマ一コマがいっそう心を打つ光景が広がります。

ダイニングを回るとすぐキッチンへ。一直線の動線が生活の利便性を高め、各空間をしっかりとつなぎます。ダイニングとキッチンの床は素材で区切られており、キッチンエリアには淡い色合いの滑り止めタイルを全面張りとして採用し、清潔感と広がりを感じさせる仕上がりになっています。

主寝室の側面には玄関同様の収納デザインを施し、ウォルナット色で全室と統一感を保ちつつ、底部は掃除ロボットが出入りしやすいように空けてあります。浮きタイプの天井にはダウンライトを隠し、上品で洗練された佇まいに。中央には個性的な雲型のペンダントライトを吊るし、不規則なフォルムと金属のクールな色調が、空間全体の温かみあるトーンをバランスよく調和させ、ひときわ独特で洗練された質感を生み出しています。

子ども部屋はブラウン系の色調を基調とし、柔らかいパッド入りのヘッドボードは、就寝前の読書時にゆったりと寄りかかるのに最適です。

天井にはアール加工を施し、窓際には露出型の筒型スポットライトを配置して、夜間でも十分な明るさを確保。壁沿いには長い浮きタイプの学習机を造作し、お子さまにとって快適で充実した学びの環境を整えています。

トイレには二人用の洗面台と鏡付き収納を設置し、縦方向の空間活用率を最大限に高めました。二人が同時に洗顔や歯磨きをしても、狭さを感じることはありません。主寝室は暗いタイプのため、どうしても圧迫感や窮屈さが出てしまいがちですが、ここでは特に淡い色合いのタイルを全面貼りすることで、小さな空間をより広く、軽やかに見せる工夫を施しています。

アーティスティックでミッドセンチュリー風のオールインワンデザイン事例は以上です。気に入っていただけた方は、ぜひコメント欄でBOSNIE編集部へご意見や感想をお寄せください!

