本記事では、狭小住宅のフルリノベーション事例をご紹介します。小さな住まいでも、大規模な邸宅に負けない暮らしのこだわりと格式を演出できます。このお宅は洗練された雰囲気に加え、クールでスタイリッシュな印象が際立ちます。モダンなインテリアを基調としつつ、雄大なアメリカンスタイルのラインを取り入れ、躍動感あふれるカラーコントラストも効かせています。さらに大胆に工業風の要素を融合させることで、新たな次元の美しさを実現。個性と内省的な落ち着きが共存する空間となっています。それでは、さっそくこの事例をご覧ください。
ダイニングから玄関ホールへの間仕切り壁に開口部を設け、自然光が玄関付近まで届くようにし、通風・採光の課題を改善しました。L字型のキッチンキャビネットはコーナースペースを賢く活用。シンク左側の一連のハイキャビネットは、実は一体型のオーダーメイド冷蔵庫となっており、扉を開けば中は冷蔵庫になっています。シンプルかつ高級感のあるデザインで、視覚的な統一感も抜群です。

キッチンの作業スペースは実際にはややコンパクトですが、一人暮らしの女性オーナーにとっては、普段の軽食作りには十分な広さです。

ダイニングからバルコニーを見ると、ブラックの艶消し塗装が美しいテーブルとチェアが中央に配置され、一面の白いキャビネットが壁面と一体化。すっきりとした気品ある佇まいで、広々とした上質なダイニングを演出しています。濃色が全体のトーンを引き締め、右側の細フレームのガラス戸との対比が明快で、メリハリのある空間に仕上がっています。奥のバルコニーは、ロマンチックでくつろげるティーバーとして整えられています。

ベッドルームでは、濃色のアクセントウォールと隣接する白い壁が鮮やかなコントラストを生み出しています。
上の写真のような角度から眺めると、本プランの巧妙さがいっそう際立ちます。
角度を変えれば異なる表情を見せるこの住まい。ベッドサイドから何気なく撮影すると、まるで明るく爽やかな北欧風の室内に見えるほどです。


トイレは暗渠式ながらも、意外とゆとりのある空間。洗面台の左側には冷蔵庫を置けるスペースを確保し、洗濯乾燥機をビルトインすることで、バルコニーの干し場を有効活用しています。

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