本件は、モダンスタイルのオールインクルーシブな住まいの設計事例です。住まいが私たちに与えてくれるのは、毎日帰るための安らぎだけではありません。それ以上に、日々の喜びや笑い、成長と寄り添いを宿す場所でもあります。私たちの暮らしの豊かさとは、心から大切に思う人々との間に生まれる、甘くも切ない数々の思い出によってこそ成り立つのです。この隅で、都会の雑音から離れ、ゆったりとした自由を味わい、ひらりと揺れる心地よさを守りながら、ただそよ風と音楽だけを楽しむひとときを過ごしてみませんか。では、BOSNIE編集部と一緒に、この事例をご覧ください!
リビングは、ごく普通の家庭らしい暮らしぶり。素朴でありながら決して平凡ではなく、華美な装飾はなく、どこか気ままな雰囲気が漂います。気ままだからこそシンプルになり、そのシンプルさの中にこそ、親しみやすい余韻が生まれるのです。

この一角では、都会のざわめきから離れて、心のゆとりを手に入れ、ふわりとした軽やかさを大切に。そこにあるのは、そよ風と音楽だけです。

セカンドベッドルームのデザインは、日常的に過剰な演出を排し、クローゼットや本棚などのサイズをあらかじめ定めた基準内に厳密に収めることで、各収納家具と空間が完璧に調和するよう配慮しています。

睡眠は人生において最も大切な時間。木の持つ癒しの質感は、時に私たちをより優しく包み込みます。そのひとつひとつの表面には、年月が刻んだ痕跡が残り、時の刻印が深く刻まれています。

クローゼットと本棚の間には、横に張り出した作業台を設け、小さくても実用的なデスクを配置。仕事にも遊びにも活用でき、照明や置物によって全体の趣と美しさが一段と高まります。

マスターベッドルームは比較的大きく、アレンジや改善の余地も広がっています。収納家具のデザインはセカンドベッドルームと同じく、細部まで丁寧に計算され、突起や露出は一切ありません。全体として、心地よく柔らかな余裕と落ち着きが感じられます。

キッチンは、家庭生活の原点ともいえる温もりと活気を湛えています。凹字型のレイアウトに、白いキャビネットと大理石調の素材を組み合わせることで、清潔で明るい印象に。高さの異なる収納スペースを巧みに配置することで、収納機能をさらに充実させ、使い勝手も抜群です。

バスルーム兼家事室は面積が狭いため、圧迫感を和らげるべくホワイトを基調とした色使いに。多機能な空間を効果的に重ね合わせています。

ダイニングは十分な面積を確保し、色の選択や素材の使い方、雰囲気の演出に至るまで、リビングの爽やかで温かみのある親しみやすさを引き継いでいます。まるで白磁器がほのかに温かいように、繊細で豊かな感触を届けてくれます。

玄関ホールは、ひとつの小さな風景のよう。植物がもたらすナチュラルなひとときは、日々の疲れやくじけそうな気持ちをいとも簡単に和らげてくれます。ここに足を踏み入れた瞬間から、それはもう家という領域へと踏み込むこと――数えきれないほどの星空であれ、広大で深い海であれ、私たちはいつか必ず台所と愛へ、この小さくも美しい場所へと戻っていきます。

モダンスタイルの全室デザイン事例は以上です。気に入っていただけた方は、ぜひコメント欄でBOSNIE編集部へご意見やご感想をお寄せください!



