本件は、シンプルなスタイルによるオールインワンの住まい設計事例です。それでは、BOSNIE編集部と一緒にこの事例をご覧ください!
リビングルームには、どこか遠くへと誘うような豊かなイメージが漂い、空間に用いられる素材は自然から着想を得て、控えめで繊細な質感・色彩・テクスチャーによって包み込まれています。その結果、何気ない日常の美しさが、このようにシンプルで清潔な環境の中に映し出され、暮らしの自由さは、こうした精神的な世界の中でこそ求められるのです。



階段の軽やかさ、掛けられた絵画のリズム、家具の輪郭、ファブリックのぬくもりある質感、木製の爽やかな風合い、綿麻素材の淡い奥ゆかしさ、線の優しい流れ、低彩度の色調、温かみのある照明……さまざまなソフトアクセサリーが空間の中にリズムを刻み、ひとつひとつの要素が連なりながら、深い情緒の境地を創り上げていきます。光は一寸一寸、静謐でありながらも雅やかさを湛えた空間にそっと差し込みます。


主寝室の空間は、一見すると素朴で落ち着いた印象ですが、デザインは住まい手の暮らしという視点に立ち返り、生活のあらゆる要素を本質へと還元することで、日々の充実感と豊かな情感を浮き彫りにしています。


壁際には、レンガ色の絵画が一幅飾られ、無彩色の空間にさりげなく情緒の彩りを添えています。そこからは、まるで「蓮の花が夕日に染まり、赤く爛々と輝く。余生をゆったりと過ごす穏やかなひととき」といった悠然とした情景が思い描かれます。


デザイナーの捉えるところでは、年配の方の居室とは、人の精神が十分に自由であるとき、目に映るものは単なる物の姿の美しさだけでなく、その物が宿す魂の生命そのものに共感を覚える場でもあります。そのため、デザインは空虚さを逆手に取り、より豊かな境地を際立たせることで、揺れ動き、和やかに響き合うリズムの中から、果てしない趣と、どこまでも広がる想像力を喚起します。


階段を上った二階は、子どもたちのための居住空間です。空間のリズムはより軽快で明るい方向へと変化し、全体的に清澄で明るい雰囲気が演出されています。


以上、シンプルなスタイルのオールインワン住宅デザイン事例のご紹介でした。気に入っていただけましたら、ぜひコメント欄でBOSNIE編集部へ感想やご意見をお寄せください!

