本件は、新中式スタイルによるオールインワンの住まい設計事例をご紹介します。それでは、さっそく一緒にご覧ください!
リビングは、豊かな木の素材を用いて中国風の雅な趣きを演出し、余白の空間には水墨の要素でさりげなく彩りを添えています。山水画の背景や中国風の文様が細部に溶け込み、対称的なレイアウトによってひとつひとつ丁寧に展開され、開放的で明るい間取りが心地よい体験をもたらします。

オープンなダイニングルームは、濃いブラウンの木製テーブルと椅子による重厚感をバランスよく和らげ、淡い水墨色で一室に雅な趣きを描き出しています。天井のあえて残された空間からは緑の息吹が差し込み、室内の観葉植物と呼応するような構成となっています。照明器具もシンプルで上品なデザインにより、落ち着きのある温かみのある食事スペースが生まれます。

ダイニングの左右に区画を設け、一部を書斎エリアとしてデザイナーが仕切りました。コーナーには造作の本棚を配置して視覚的な仕切りをつくり、温かな光が磁器や工筆画の典雅な世界観を際立たせています。デスクとチェア、ティーテーブルには、恬淡で静謐な文人の気品が漂います。
オープンな書斎には、濃いブラウンの中国風古典家具がふんだんに取り入れられ、円と方形の対比が調和の趣を生み出しています。書籍や磁器の置物が互いに映え合い、色彩は単調ながらも清澄で、古風な雅な雰囲気が広がります。

薄いグレーの寝室は、中国風の水墨画を基調に、異なる濃度のグレーで装飾を施しています。黒いラインが繊細に引き込まれ、洗練されながらも品格を失いません。十分な採光を取り入れることで、静謐で穏やかな居住空間が実現されています。

子ども部屋は子どもの本来の性質に寄り添い、ブルーとピンクのコントラストが甘く活発な印象を与えます。主寝室と同じ採光手法を継承し、余白を活かした壁面や雲をモチーフにした照明が、心地よく明るい暮らしの場を創り出しています。

新中式スタイルの全室設計事例は以上です。気に入っていただけた方は、ぜひコメント欄でご意見や感想をお寄せください!

